【図解】旧暦の月の異称(和風月名)とその時期とは?《記事一覧》
旧暦の月の異称
旧暦(太陰太陽暦)の12の月には、以下のような月の呼び名(和風月名)があります。
- 1月=睦月(むつき)
- 2月=如月(きさらぎ)
- 3月=弥生(やよい)
- 4月=卯月(うづき)
- 5月=皐月(さつき)
- 6月=水無月(みなづき / みなつき)
- 7月=文月(ふみづき / ふづき)
- 8月=葉月(はづき / はつき)
- 9月=長月(ながつき / ながづき)
- 10月=神無月(かんなづき)
- 11月=霜月(しもつき)
- 12月=師走(しわす)
これらは、もともとは旧暦(太陰太陽暦)の各月に対する月の異称でした。
旧暦(太陰太陽暦)とは、一朔望月(月の満ち欠けの周期)でひと月を数える暦です。
また、二十四節気を基に季節とのずれが大きくなり過ぎないよう時々閏月が設けられています。
そのため、旧暦の各月は毎年揺れ動くように変化します。
旧暦の各月の時期
以下の記事では、旧暦の各月を図解しています。
旧暦の各月が、毎年どのように変化するのかを視覚的に捉えることができると思います。
これによって、旧暦(太陰太陽暦)のしくみを再確認していただければ嬉しいです。
ご興味のある方は、是非ご覧になってみてください。
【図解】旧暦10月「神無月(かんなづき)」はいつ?《暦を描く》
グレゴリオ暦と月の異称
前述の通り、和風月名「睦月、如月、弥生、卯月、皐月、水無月、文月、葉月、長月、神無月、霜月、師走」は、もともとは旧暦(太陰太陽暦)における月の異称です。
これらの月の異称は明治改暦以降、新暦(グレゴリオ暦)の各月に対して、そのまま使われるようになりました。
しかし、新暦(太陽暦)と旧暦(太陰太陽暦)では1ヶ月以上のずれがあります。
そのため、古い書物や歴史書などでこのような月の異称が用いられている場合には、新暦における季節感とは多少異なるということを考慮する必要があるでしょう。
グレゴリオ暦(新暦)は太陽暦のため、各月の季節感は毎年ほぼ同じになります。
図に表すと以下のようになります。
旧暦の各月の図と照らし合わせてご覧ください。
グレゴリオ暦の各月の時期
グレゴリオ暦(新暦)の各月は、おおよそ以下の時期に固定されています。
二十四節気の「正節」をポイントにまとめました。
正節とは「小寒、立春、啓蟄、清明、立夏、芒種、小暑、立秋、白露、寒露、立冬、大雪」のことです。
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