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クリスマスシーズンのユダヤの祭り|光の祭典「ハヌカ」はいつ?《宮きよめの祭り》

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クリスマスシーズンのユダヤの祭り 光の祭典と言われるユダヤの祭り「ハヌカ」について、暦の観点からまとめました。 ハヌカは、ユダヤ暦キスレウ月の25日目から8日間にわたって行われるお祭りです。 ユダヤ暦(ヘブライ暦)は太陰暦なので、キスレウ月が29日までの月はテベット月の2日目まで、30日までの月はテベット月の3日目まで行われることになります。 この8日間は、私たちが普段使用しているグレゴリオ暦(太陽暦)では、毎年11月末から12月末までの間にあたるため、「クリスマスシーズンのユダヤの祭り」と言われています。 下の図は、近年5年分のユダヤ暦の各月とハヌカの時期を図解したものです。 外側から「二十四節気」「 Hanukkah(ハヌカー)の時期 」「ユダヤ暦の各月」「グレゴリオ暦の12ヶ月」「十二支(四柱推命における月)」「暦の上の季節」を表しています。 ユダヤ暦は、日本における旧暦と同じく太陰暦(太陰太陽暦)なので、朔望月を照らし合わせて描きましたが、両者のひと月は必ずしも同じ長さではなく、またユダヤ暦の一日は日没から始まるため、各月の境目は目安として捉えてください。 【 西暦2025年のハヌカの祭り 】 西暦2025年のハヌカは、 12月14日の日没後 から 12月22日の日没前 まで行われます。 下の図を見ると、二十四節気の冬至に近い冬の時期であることがわかります。 西暦2025年のキスレウ月は、日本では 旧暦10月 にあたる朔望月です。 また、ヒジュラ暦(純粋太陰暦)では、第6月にあたる朔望月です。 西暦2025年の太陰暦|太陰太陽暦(旧暦)と純粋太陰暦〜ラマダン月はいつ? 【 西暦2026年のハヌカの祭り 】 西暦2026年のハヌカは、 12月4日の日没後 から 12月12日の日没前 まで行われます。 西暦2026年のキスレウ月は、日本では 旧暦10月 にあたる朔望月です。 また、ヒジュラ暦(純粋太陰暦)では、第6月にあたる朔望月です。 西暦2026年の太陰暦|太陰太陽暦(旧暦)と純粋太陰暦〜ラマダン月はいつ? 【西暦2027年のハヌカの祭り】 西暦2027年のハヌカは、 12月24日の日没後 から 2028年1月1日の日没前 まで行われます。 西暦2027年のキスレウ月は、日本では 旧暦11月 にあたる朔望月です。 また、ヒジュラ暦(純粋太陰暦)では、第7月に...

Easter Sunday 2029《キリスト教の三大祭り》イースター・ペンテコステ・クリスマスはいつ?

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Easter Sunday 2029 西暦2029年におけるイースターについて、暦の観点からまとめました。 イースターは、キリスト教においてイエス・キリストの復活を祝う日とされています。 教会暦(典礼暦)により「 春分の日の後の最初の満月の次の日曜日 」と定められており、毎年日付が変わる移動祝祭日ですが、必ず日曜日であることから「Easter Sunday」と呼ばれています。 下の図は、西暦2029年における Easter Sunday の時期を図解したものです。 外側から「グレゴリオ暦の12ヶ月」「1月1日(月曜日)〜12月31日(月曜日)の365日間」「西方教会および東方教会のEaster Sunday」「新月・満月」を表しています。 土曜日と日曜日は青色と赤色で示し、緑色で「教会の春分」を示しました。 教会の春分は、グレゴリオ暦の3月21日に固定されていますが、一部の東方教会ではユリウス暦が使用されています。 現代では、ユリウス暦はグレゴリオ暦よりも概ね13日遅れとなっています。 ちなみに、教会の春分や満月は天文学的なものではありません。 イースターという名称は、主に西方教会におけるものであり、東方教会ではおおよそ「パスハ」と呼ばれています。 パスハの語源はヘブライ語のPesach(ペサハ)であることから、旧約聖書における過越祭との関連が示されています。 よって、パスハは過越祭(ペサハ)よりも前に行うことはないともされています。 このように、教会によって使用する暦が異なり、また過越祭を考慮する場合としない場合があるため、イースターとパスハの日付は、年によっては大きく異なることがあります。 西暦2029年においては、イースターは 4月1日(日曜日) 、パスハは 4月8日(日曜日) となります。 西暦2029年のキリスト教三大祭り キリスト教の三大祭りは、イースターおよびパスハ、ペンテコステ、クリスマスです。 それぞれ、復活祭および復活大祭、聖霊降臨祭、降誕祭とも言われます。 下の図は、西暦2029年におけるキリスト教の三大祭りの時期を図解したものです。 外側から「グレゴリオ暦の12ヶ月」「1月1日(月曜日)〜12月31日(月曜日)の365日間」「西方教会および東方教会の三大祭りの時期」を表しています。 イースターおよびパスハからペンテコステまでの50日間は、赤い...

Easter Sunday 2028《キリスト教の三大祭り》イースター・ペンテコステ・クリスマスはいつ?

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Easter Sunday 2028 西暦2028年におけるイースターについて、暦の観点からまとめました。 イースターは、キリスト教においてイエス・キリストの復活を祝う日とされています。 教会暦(典礼暦)により「 春分の日の後の最初の満月の次の日曜日 」と定められており、毎年日付が変わる移動祝祭日ですが、必ず日曜日であることから「Easter Sunday」と呼ばれています。 下の図は、西暦2028年における Easter Sunday の時期を図解したものです。 外側から「グレゴリオ暦の12ヶ月」「1月1日(土曜日)〜12月31日(日曜日)の366日間(閏年)」「西方教会および東方教会のEaster Sunday」「新月・満月」を表しています。 土曜日と日曜日は青色と赤色で示し、緑色で「教会の春分」を示しました。 教会の春分は、グレゴリオ暦の3月21日に固定されていますが、一部の東方教会ではユリウス暦が使用されています。 現代では、ユリウス暦はグレゴリオ暦よりも概ね13日遅れとなっています。 ちなみに、教会の春分や満月は天文学的なものではありません。 イースターという名称は、主に西方教会におけるものであり、東方教会ではおおよそ「パスハ」と呼ばれています。 パスハの語源はヘブライ語のPesach(ペサハ)であることから、旧約聖書における過越祭との関連が示されています。 よって、パスハは過越祭(ペサハ)よりも前に行うことはないともされています。 このように、教会によって使用する暦が異なり、また過越祭を考慮する場合としない場合があるため、イースターとパスハの日付は、年によっては大きく異なることがあります。 西暦2028年においては、どちらも 4月16日(日曜日) です。 西暦2028年のキリスト教三大祭り キリスト教の三大祭りは、イースターおよびパスハ、ペンテコステ、クリスマスです。 それぞれ、復活祭および復活大祭、聖霊降臨祭、降誕祭とも言われます。 下の図は、西暦2028年におけるキリスト教の三大祭りの時期を図解したものです。 外側から「グレゴリオ暦の12ヶ月」「1月1日(土曜日)〜12月31日(日曜日)の366日間(閏年)」「西方教会および東方教会の三大祭りの時期」を表しています。 イースターおよびパスハからペンテコステまでの50日間は、赤い線で繋ぎました。 ペンテ...